ハープスター関西遠征に行ってきました。
1日目 『Girls Face Halloween in OSAKA』梅田amHALL
関西といえばアイドル不毛の地として有名ですが、平日にも関わらずお客さんは150名くらいはいました。関東からのハープスターのオタクは自分含めて4名ほど。この日は本田ひまりと坂東沙季がお休みだったので新メンバー3人+尾崎・高砂。本人たちは不安だったみたいですが、そこまで微妙な感じはしませんでしたね。新メンバーもまだまだではあるけど、ちゃんと成長はしてる。あと面白かったのは高砂母と妹がいたことですかね。
妹は顔の作りがめちゃくちゃ似てるわけではないけど雰囲気は姉そっくり。キャラは全然違う。少しお話ししたけど、めちゃくちゃ面白くていい子でした。
ライブ後はGotoクーポンでお好み焼き。関西のお好み焼きうまい。
2日目 アナフェス京都@京都KBSホール
大盛りで有名なモーニングを出す喫茶Yに行きたかったのですが残念ながら空いてなかったので、そのまま京都駅近くで朝ラーメン。30分くらい並びましたが、めちゃくちゃ美味かった。
本家 第一旭 たかばし本店 (ほんけ だいいちあさひ) - 京都/ラーメン [食べログ]
KBSホールは京都駅から遠く、周りに何もない辺鄙なところ。ここで10時間以上過ごすのかと思うと暗澹たる気持ちになります。この「とにかく対バンできるグループをかき集めて大ホールで1日中やる」みたいなイベントやめませんか?フェスぽい立て付けに見せてるけど、こんなものは全然フェスではありません。工場ですよ。アイドル工場。
この日から本田坂東も参加で7名でのライブ。この日はさきちゃんが金髪で登場した瞬間めちゃくちゃ高まりました。数日前の配信で髪染めようか悩んでるみたいな話をしててコメントで「金髪にすれば?」って言ってからのこれよ。やっぱさきちゃんだなー。
京都2部、特典会最後まで残ってたの下駄タンク俺の3人(限界)だったから、高砂に「俺たち偉くない?」って言って「暇なんだね」とか「私のところに来なかったじゃん!」というリアクションを期待したのに、「本当にありがとね」と言われて、いや、そうじゃないとなった
— さやしのポッドキャスト🎧 (@IKS03) 2020年10月31日
フリーク主導の遠征なので、ほぼ毎回同じメンツをみるわけですが(限界)、サクサクJumbleとアイテムはてるてるのみ、が良かったですね。特にサクジャン。見た目も曲もパフォーマンスどれをとってもよい。正直お客さんが少ないのが謎です。特に神崎あゆみ。この子はまじですごい。最近見た子で1番かも。生まれ持ったスタイル、容姿の良さはあるんですが、まずオーラというか雰囲気に地下臭が一切なく、品がある。そしてアイドル初めて5ヶ月とは思えないくらいのアイドル的な振る舞いの完成度。ダンスは荒削りかもしれないが、それをカバーするひたむきさ。そして接触で見せる今どきの若い子感(ノリがギャル)。ほぼパーフェクトです。ハープスター行ってなかったら確実に推しメンになってましたね。
別にブルマだからとかじゃない。需要がある写真の構図に気づく賢さと、アップする度胸が素晴らしいのです。
アイテムはてるてるのみを初めて見たときは、歌もダンスも下手くそだなーって思ったけど、見る回数が増えるに連れだんだんハマっていく謎の中毒性がある。特に曲。
メンバーで言えば後藤まつり。先述の神崎さんとは別の意味で素晴らしいポテンシャル。歌は壊滅的に下手だけど、レスがえぐい。そして「細身巨乳ロリフェイスJK」という男の欲望をすべて内包した見た目。いずれ雑誌のグラビアを飾る日もそう遠くはなさそうです。
令和のAtari Teenage Riotことアイテムはてるてるのみ
— さやしのポッドキャスト🎧 (@IKS03) 2020年10月31日
3日目 大阪アナフェス@なんばHATCH、心斎橋BIG CAT
ライブ前にトンテキ。めちゃくちゃうまい。肉300g、ご飯おかわり自由で1050円は安い。
豚々亭 (【旧店名:牛亭】) - 北新地/丼もの(その他) [食べログ]
なんばHATCHは2000人弱くらい入れそうな箱で大きかった。ハープは12月にZepp HANEDAでやるので、その前哨戦としてはよかったかも。
最前最中に立っているのが自分なんですが、後ろほとんど人立ってなくてじわる。客を総立ちにさせるレベルになってほしい。
2部のBIG CATではさきちゃんがくまさんヘアでめちゃくちゃ可愛かったので特典会行きたかったのですが、新幹線の時間が迫っていたので断念。さきちゃん「俺の彼女だったけ?」って思うくらいドンドン俺好みのオンナになっていくな。
朝から晩までスケジュールパンパンで、観光する暇はなかったけど、充実した3日間でした。昨年宮古島に行った時点でハープスターにはハマってたんだけど、半年くらいお休みして、またモチベが回復してきた。なんでここまでハマってるか自分でも謎なんだけど、メンバーにいい子が多いというのはあるかなと。正直普通のアイドルのような距離感で見れるかというと、もう見れないとこまで来てしまったという感覚はあります。地下アイドル特有の距離が近すぎるアレ。
横浜アリーナで鳴り物入りでデビューしたハープスター。ご存知の通りいろいろありまして、もちろん何も問題が起こらないアイドルグループというのは存在しないわけですが、ハープスターの場合は、それらがあまり隠されてないところが好きだったりします。メンバー同士も仲悪くはないけど、特別仲がいいわけでもない距離の付き合い方とか、意外と全員我が強いところとか、そういう他のグループとの微妙な差異の積み重ねによって好きになった感はあります。
あとは最初言った通りメンバーの人柄。決してメンバー全員が人間的に出来てるとか、素晴らしい人格者であるとか、そういうことではなく、むしろ各メンバーダメな部分も含めて人間臭いなと。
自分は完璧なアイドルはつまらないと思うタイプの人間なので、配信で「酒を飲まないとやってられない」と吐露するメンバーとか、オタクの風俗事情を興味津々に聞いてくるメンバーとか、普段は強気なくせして、後輩への絡み方が分からなくて妙に威圧的になるコミュ障なメンバーとか。すいません、ぜんぶ坂東沙季のことでした。
他にも規範意識が高いが故に自分の首を絞めてる寂しがり屋な最年少とか、特典会でエッチな話を延々としちゃう北海道の子とか、真面目な性格が故に自分のキャラに悩んじゃう最年長とか、とにかくそういうアイドルとしてダメなところが見えちゃうのがめちゃくちゃ好きなんですよね。一種の危うさがあるというか。たぶんメンバーはこのブログを読んでると思うけど、これを見たからって我が身を振り返って直さなくても大丈夫です。てか直してはいけない。そのままがいい。
アイドルはライブが大事だけど
結成から1年半。1年目はファンミアイドルと揶揄されながらも新木場スタジオコーストに立ち、主力メンバー含む3人が辞めて、フリーク対バンに呼んでもらうようになり少しづつファンが増えて今回のなんばHATCHや年末のZeppに立てるようにはなりました。正直コロナでアイドルヲタク全体の数が増えてるんだか減ってるんだかよくわからないんですが、来年はblaze(キャパ800)とかをワンマンでソールドアウトできるレベルになるといいですね。
そのための方法はいろいろあります。界隈で噂されるほどパフォーマンスのレベルを向上させていくか、SNSでえげつない数のフォロワーを捕まえて幅広く認知を得るか、接触でオタクを地道に一人づつバキバキにして依存させていくか。
もちろん全方位でやったほうがベターですが、自分たちの強みはどこにあるのか、決めないにしても意識しながら活動したほうがよいでしょう。
自分はレスと接触だけあればいいので、今まで通りでいいんですが、多くのオタクは自分が応援するグループに成長の物語を求めるし、もっと言えばその物語に参加することを望んでいると思うのです。
なので、どんな武器を持ってどの方向に進もうとしているのか、そのイメージをファンと共有する必要があります。別に「〇〇人集まらなかったら解散!」とかアホな宣言をしろということではなく、物語がドライブする感覚をステージ上や、特典会でファンに味あわせないといけません。
個人では意識高い子もいるし、目標を持ってる子もいると思いますが、グループとして足並みが揃ってる感じはあまりしません。それは新メンバーが入ったばかりだからという見方もありますが、最近対バンでよく見るbuGGは新メンバー2人が入った直後からステージに統一感があるので、できないことはないかと。そこはもうプロフェッショナルとしての自覚があるかどうかだと思います。
特典会でお客さんが並ばないから配信やってファンと交流して1人でも多くお客さんをつけたいのは分かる。配信からライブを観にくるお客さんがいるのも知ってる。だけど、アイドルは結局ライブなんですよね。ライブを見てそれを良いと思ったお客さんが接触にくる。そこでちゃんとお客さんの心をグリップして、ライブにリピートしてもらう。そのほうが商売として持続性があるし、発展的だと思います。
配信の効果を否定するわけではないですが、ステージの完成度を高めるということが今後やはり重要になるんじゃないかと。正直今のステージパフォーマンスでは、去年やった新木場コーストのソーシャルディスタンスverだとしても埋めるのは難しい。
buGGは新メンバー2人がオンボーディングしてから、3ヶ月と日が浅いにも関わらず、正直初見で新メンバーを特定することが難しいくらい完成度高いです。特に青木あかねちゃんはダンスも歌も未経験なのに、そうは見えない。同じ新メンバーを加えただけで、なぜこの差がつくのかと言うと、おそらく先輩の背中も関係あるでしょう。
未経験の子が加入した場合、新メンバーの実力が初期メンバー以上になることは可能性として低いです。先輩の背中を見て育つから。先輩がどこまでグループやファンのことを考えてるのか、そこを後輩は見てます。「いや、私はグループの未来を考えてるよ」って思うかもしれないけど、それが後輩に伝わってなければ意味がないです。
だからレッスンしてご飯食べてバイバイするだけではなく、グループの未来についての話し合いを新メンバー含めてちゃんとしてるのかっていうのは気にはなってます。正直さきちゃんか高砂しか音頭取れる人はいないだろうけど、あの二人が積極的に話し合いの場を設けるイメージはあまり湧かない笑(やってたらすまん)
いろいろ書きましたが、「じゃあライブの質を高めればお客さんは増えるか?」と問われると自信を持って「はい」とは言えません。なぜなら特典会で客の列が長いのはbuGGよりハープスターだから笑 アイドルにとって大事なのはライブだけど、今や接触や配信がそのライブの動員を支えている時代なんだなーと思いました。
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さやしのポッドキャスト:Apple Podcast内の#129 ハープスター関西遠征を終えて
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