本日はお越しいただきありがとうございます。
本日を以て、私清水杏莉はアイドル、そしてハープスターを卒業します。
突然の発表で驚かせてしまって申し訳ございません。
そして休業している私のことを待っていてくれて、温かい言葉をかけてくださった方々、ありがとうございます。
まず私はみなさんに一つだけ言ってなかったことがあります。
私はアイドルになりたくてなったわけではありませんでした。
本当は昔からモデルになることが夢でした。
そのモデルになるという夢の近道になるとおもってアイドルをはじめました。
ずっと黙っていてごめんなさい。
アイドルになってみて自分が想像している500倍くらい大変で、楽しいことも辛いこともたくさん経験しました。アイドルにしかできないことをたくさん経験できました。
人生のなかで一番といっていいほど、密度濃い時間をファンの人とすごせたんじゃないかと思います。
自分ちゃんとアイドルできてるかなって不安に思うこともあったけど、私のことを好きって言ってくれて応援してくれて会いに来てくれてるファンの皆さんがいたから、ずっとここまで頑張ってこれました。
アイドルを始めた頃は自分の夢のためにアイドルをやっていました。
でもアイドルをやってみて沢山の人と出会って、私はここにいるみなさんのためにアイドルをしたいと思うようになりました。
だからファンのみなさんがいなかったら、私はアイドルをできていませんでした。
私をアイドルにしてくれてありがとうございます。
卒業しても、これから先の人生、みなさんのことは一生忘れません。
ファンのみなさんのことが本当に大好きです。
清水杏莉より
清水杏莉のお母さんからの手紙
杏莉へ。今日でアイドル卒業だね、お疲れさまでした。
杏莉がアイドルに選ばれて不安もたくさんありましたが、嬉しかったことも覚えています。
杏莉が小学校5年生のときにママの勧めもあり、バレーボールに入り、半年も経たない杏莉がキャプテンに選ばれ、監督と他のメンバーやママたちとの対立に嫌な思いをさせてしまったこと、辛い思いさせたことをずっとずっと後悔していました。
笑顔も少なくなり、本当の仲間って何、大人って何、すべてが嫌になった態度の杏莉。
でも高校2年生のときだったかな。モデルになりたいと初めて聞きました。いままで自分からやりたいことを言わなかった杏莉からの相談。応援したいと思いました。
何度も応募していたようですが、ダメだったようです。
これが最後だからと受けたハープスターのオーディション。選ばれたと聞き、本当に嬉しかったです。笑顔も戻り1500人のなかから選ばれたことが自信になったと思います。
いろいろな経験をさせていただきました。本当に貴重な時間をありがとうございました。
ハープスターのメンバーの皆さん、関係者の方々、そしてファンのみなさん、ここにいるすべての方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
杏莉も二十歳になり、いままでの経験したすべてのことが杏莉の財産になると思います。
杏莉の笑顔を戻してくれて本当にありがとうございます。
これからの新体制のハープスターの活躍をずっとずっと願っています。
母より