Modern Age Idol

ハロプロ/AKB/原宿駅前パーティーズ/ニコモ/子役。たまにアイドル業界のことについて考えます

恋愛のコスパが悪いといち早く気づいたのはアイドルヲタクだった?

gumi国光さんが岡田斗司夫さんの本をベースにツイートしてた内容が面白かったのでメモ。

岡田斗司夫「ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜く」読了〜 2011年に出した「評価経済社会」は、かなり未来を予想した名著だったけど、今回の本はそこまでの大作ではないけど、色んなインサイトがあって面白かった!

以下、国光さんのtweet

「第一印象至上主義」というのは、最初に感じた第一印象至上主義や、その時に起こった感情を絶対視してしまうこと。例えば、誰かのツイートを見てカッとしたら、そよカッとした感情を肯定する情報ばかり集めるようになる

「考えるより探す」は、自分で回答を考えるのではなく、大勢の意見から、自分にあった意見を選ぶようになった 

極論すればもうすでに「ニュースが真実かどうか判断する」ことはたいていの人にとって重要ではなくなってる。フェイクニュースを受け入れることが「文化」になりつつある。「文化」は常に「真実」の上位に位置する。僕たちは、「どの文化を信じるか」を選択している。自分の取り入れたい文化を選択する

ARグラス時代はそれぞれの人が「自分の解釈で世界を見る」ようになる。ありのままの現実を見るより、自分のみたい世界を見るようになる。

すごく魅力的な相手だったら本気で好きになれるけど、それほど魅力的とは思えない相手と付き合うのはお金や時間の無駄。彼氏/彼女は欲しいけど、恋愛は「コスパが悪い」 

アニメやゲームなど全てのバーチャルキャラクターは、AIによって自律的に行動するようになる。

10年後、恋愛はノスタルジーになり、リアルに恋愛しようという人は一部の物好きになる

ファクトなどない、オピニオンがあるだけだ

膨大な情報に振り回され、ファクトチェックもできない僕たちは、どう行動するでしょうか。「誠実そう」とか「はっきりモノを言い、決断力がありそう」とか、結局キャラクターで政治家を選ぶことになる

ファクトではなくオピニオンしか存在しない世界では「言ったもん勝ち」なのです

恋愛はコスパが悪いという最近の若者の発言は、リアリティショーやポルノ動画が増えて自分が体験しなくても体験した気になれるようになってきたから。自分でする恋愛よりも恋愛気分に浸れる。これがコスパということだと思うな。

eSportsも同じ。自分でプレーするより人のプレーを観るほうが楽しい。リアリティショーやeSportsのインフルエンサーがスターになる理由はここ。今後は多くの領域でこういった現象が起こる。今でもこうならVR時代になるとどうなるんだ?!w

自分で実際に体験するより、人の体験を追体験して体験した気に浸る方が遥かにコスパが良い。自己啓発系サロンも近しい感覚。

意見も自分の言葉で語るのではなく、近しい意見をネットで探してツイートする。VRなどでネットでの体験の密度が高くなってくると実際の体験のコスパがどんどん悪くなってきて、人の体験の追体験を選ぶようになってくる。つまり自分の意思がインターネットミームに混じってくる。その時ヒトとAIは混じる

イケメンや美女と普通の人の恋愛コスパは全く違う。コスパが悪いと自分で恋愛をしなくなる。VRで自分のなりたい外見になれた時、恋愛のコスパはどうなるんだろう?

 

恋愛のコスパが悪いというのは少し前から言われてたことですが、恋愛感情の代替として恋愛リアリティーショー(テラスハウス・オオカミくんなど)が視聴されているというのが面白い視点だなと。確かに恋愛リアリティーショー見る人増えてますよね。自分も見ますし。たしかにテラハを見るだけで恋愛の機微みたいなのはなんとなく分かりますし、オオカミくんを見れば青春時代の恋愛を思い出して甘酸っぱい気持ちになります。上の世代からすると「そんな頭の中で恋愛しないでリアルで経験しなさい」ということだと思うんですが、実際よくよく考えてみると、現代においてリアルとヴァーチャルの世界って境界線がかなり曖昧になってます。スマホが体に組み込まれている。脳の意識をスマホが代替しているといっても過言ではない。そんな時代において、実際時間を使って人と会って、ときに傷つきながら成長していく、というのはコスパが悪い。そのとおりだと思います。結局幸せを感じるかどうかというのは脳内で快楽物質が出てるか出ないかの違いなので実際に経験しなくてもバーチャルでその快楽物質が出るなら 、わざわざ経験する必要ないわけです。なのでちゃんと現実の世界で恋愛しなさいという考えを持つ人は10年後には減り20年後にはいなくなっているかもしれません。いや、別に現実で恋愛をする人はすればいいと思うし、しなくてもいい人は無理に恋愛する必要はないんじゃないか、そういう多様な選択肢が用意されている未来が希望なのでは、と思います。子どもの数が減るじゃないかという反論もありますが、子どもは愛し合った「結果」であって、子どもを生むことを目的に生きる必要はないかな。子孫を残すために生まれてきたというのは遺伝子の言い訳であって、我々が遺伝子の乗り物であることを否定できる唯一の機会は子どもを生むことの拒否権を行使することであると思います。子どもが減った分はAIやロボットで回収すればいいじゃないですか。お釣り出ると思います。

で無理やりアイドルの話につなげるんですが、恋愛のコスパが悪いといち早く気づいたのは我々アイドルヲタクでした。いわゆる疑似恋愛。疑似なので本当の意味で傷つくことはないし、お金を払って恋愛感情を得られます。自分自身を振り返ってみると確かにガチ恋のときは恋愛感情に近いものを抱くし、某ステージで某メンバーから至近距離で指差しをもらった日には、正直脳内射●です。いわゆる「バキバキにキマった」「ガンギマリ」というやつ。 これは個人的な体感値ですが、正直セックスよりも脳内に出てる快楽物質は多い気がします。なので毎週現場に通ってしまうのは仕方がありません。アイドルヲタクって世間的にはコスパの悪い人種(セックス出来ないのに金を払ってる云々)だと思われていますが、自分の周りを観察する限りは一般人よりもコスパにうるさい人が多い印象です。想定していたものが(レス・濃厚接触)が得られなければ好きな対象であってもクソミソに罵倒する人いますからね笑 そもそも期待値が高いわけです。コアな客層なので味にうるさく、だからこそオタクを満足させられない運営はクソだと叩かれます。

国光さんの話に戻ると、そういうのもVRで代替されるのではないかということですが、未来のオタクは現場に行かず、在宅ですべてが完結するのは割と遠くない未来の話だと思います。VRで握手会、VRでライブは普通に想像できます。AIの進化によってそのうちアイドルは生身の人間ですらある必要はなくなるので、今回のNGTのような問題も起こらなくなるでしょう。

矢作萌夏ソロコンサートに行ったらAKBの未来について考えてしまった

矢作萌夏ソロコンサート〜みんなまとめてすちにさせちゃうぞ〜in Tokyo Dome City Hallに行ってきました。席はアリーナ中央の10列目、通路側だったので見やすかったです。

 去年の夏くらいから注目していたメンバーで、劇場にも1度見に行きました。

 注目すべきはその圧倒的なルックスでしょうか。ここまでの顔は今のAKBでなかなか見つからない。そしてエロい。

そんな彼女はドラ3で研究生としてAKBに入ったわけですが、史上最速でチームKに昇格。すでにカップリングではセンターを務めるほどの実力者(推されメン)です。

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そんな彼女のはじめてのソロコンサート。加入からソロコンサート実施までの期間としても史上最速だそうです。加入1年足らず3000人のホールを一人で埋めるのは確かにすごい。注目度も高かったようで、僕がフォローしている人たちもかなり参加しているみたいでした。

矢作萌夏ソロコンセットリスト

M01 永遠プレッシャー
M02 意外にマンゴー
M03 シンクロときめき
M04 絶滅黒髪少女

—— MC ——

M05 ウィンブルドンへ連れて行って
M06 ハート型ウイルス
M07 ロマンス拳銃
M08 トイプードルと君の物語
M09 せっかちなかたつむり

—— MC ——
M10 フレンズ
M11 センチメンタル・ジャーニー
M12 冬のオペラグラス
M13 MajiでKoiする5秒前

—— MC ——
M14 愛よ 動かないで(ピアノ伴奏で)

—— MC ——
M15 もえきー
M16 やさしくするよりキスをして
M17 最強ツインテール

—— MC ——(大盛真歩がサプライズで登場し、サプライズで矢作有紀奈からの手紙を朗読)
M18 約束よ
M19 未来の扉

—— アンコール ——
E1 大声ダイヤモンド(※サビの歌詞「好き」→「すち」)
E2 希望的リフレイン(※サビの歌詞「好き」→「すち」)
E3 #すちなんだ

—— MC ——
今夏、矢作萌夏写真集発売が決定(白夜書房より)

E4 もえのことがすちだから

https://plus.google.com/109032389081888190627/posts/YxGKpMJ2uTp

 

矢作萌夏ちゃんの"意外ではないマンゴー"は健在でした。

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矢作萌夏の注目するべきポイント

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とにかくおっぱいがすごいのですが(何回言うの)、真面目な話をすると、いわゆる"昭和のアイドル”を体現しようとしているところでしょうか。個人的には「いや、もうそんなの流行らないよ・・」と思うのですが、彼女は愚直に昭和のアイドルをやり切ろうとします。MCもそうですし、セットリストも、握手も、いわゆる「作られたアイドル像」をやるのです。指原やこじはるに代表されるように、AKBはどちらかというと本音で話す、ぶっちゃける系が多く、それがウリでもあるのですが、萌夏ちゃんの流派は、どちらかというと渡辺美優紀とか、元スパガのあみたとか、嗣永パイセンとか、そちらのイズムを継承しているっぽい。個人的にはぶりっ子よりも、ぶっちゃけるアイドルのほうが好きなのですが、今のAKBのファン層を見る限り、萌夏ちゃんのその選択は正しそう。AKBのファンほんとにおじさんしかいない。平均40というか50なんじゃないかと思うレベル。高齢化が著しい。ほんと乃木坂とか欅坂に若い層をごっそり持っていかれていて、かわいそうになるレベル。ホントこれどうすんねんって感じです。


一方で、AKBが生き残るためには、おじさんたちのユートピアになるしかないのかなとも思います。老介護ホームです。AKBの空間にはポリコレ棒で殴る人もいない、ジェンダーにやかましフェミニストもいない、男尊女卑、女性蔑視なんでもござれの空間なわけです。いまどき胸を殊更に強調した格好で「筋肉を触らせてよ どれくらい固いの」*1なんて歌詞を公の場で16歳の娘に歌わせたら撲殺ですよ。僕たちには守らなきゃいけないものがあります。いいおっぱいに対しては「素敵なおっぱいだね」と言ったり、恥ずかしことをさせられてる子に対して「ヒューヒュー!」と冗談で茶化すくらいの暖かさを持ちたい。それは頑張ってる子に対するオタクなりの優しさです。

もちろん今の世の中的に公の場でそんなことを言ったら大変なことになるので、僕らはお金を払ってそういうことを自由に、堂々と言える空間を買っていると言っても過言ではありません。生きづらい世の中です。

乃木坂とか欅坂がおしゃれなサブカル路線で売れている一方、昭和の価値観を色濃く残すAKBの現場はとても素敵だと思います。そりゃあ若い女の子は寄り付かないでしょう。今のAKBは思ったよりドン引きするレベルで「古い」です。

あと数十年したら、そんな空間もなくなるでしょう。だけど、そういう世の中の不可逆な流れに意図的ではないにしろ、抵抗しているAKBを嫌いにはなれません。

最後、矢作萌夏ちゃんのソロコンと全然関係ない話になってしまいましたが、そんなことを思うライブでした。ライブ自体はよかったですよ!笑

 これはちょっとビビった。

 写真集発売おめでとう!

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*1:渡辺美優紀ソロ曲「わるきー」の歌詞

島袋寛子さんのライブ「Gift」で原駅ステージAを見た話。

今年は原駅ステージAが出るということで島袋寛子さんが毎年やっているGiftというワンマンライブへ。場所は品川ステラボール

SPEEDが流行ったのは自分が小学生の頃。20年越しに東京で見るとは思わなかった。

ライブ中の曲はほとんど知らなくて「As Time Goes By」とアンコール最後の「Body&Soul」の2曲しか知らなかった。

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このhiroのソロ曲、1999年の曲だけど意外と覚えてるもんですね。

肝心の原駅ステージAですが、原宿駅前ステージが休止してから3ヶ月ぶりに見ることができた。この日、ちょうど劇場も再オープンした。

久しぶりというのもあったけど、でかいステージで楽しそうに踊る原駅ステージAを見て、ちょっと泣きそうになった。しかも20年前に好きだったグループのメンバーと一緒に、同じステージで当時の曲を歌ってる光景ってめちゃくちゃエモい。長いこと生きてるとこういうこともあるんだな。

磯部杏莉さんと田谷菜々子さんがダンス&ボーカル、伊藤貴理さんと牧野真鈴さんがダンスで、くしくも当時のSPEEDと同じ人数、同じフォーメーションだったのも、なんか記憶を重ねてしまった。

アンコールの最後はSPEED時代のデビュー曲Body & Soulを披露。

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島袋寛子さん、2番のワンコーラス丸々原駅ステージAに渡してて太っ腹だなーと思った。原駅ステージAはでかいステージが映えるので、早く劇場以外のステージが増えるといいなと思う。

 

塚本凪沙さん、芸能活動再開のお知らせ

元ふわふわの塚本凪沙さんが、9/1、芸能活動を再開することを発表しました。

 塚本凪沙さんが所属することになった事務所スターレイプロダクションといえば、今話題のぺこ&りゅうちぇるが所属する事務所です。設立は2009年とまだ10年足らずで波に乗っていると事務所と言えます。

2016年に週刊誌で金融機関から取引停止を受けたと報道されましたが、その後サンドウィッチマンなどが所属するグレープカンパニーの社長・中村歩氏がスターレイの社長に就任し、2018年現在は軌道に乗っているように見えます。

塚本凪沙さんは元ニコラモデルなので、おそらくモデル・タレント活動を中心に活動していくと思われます。

塚本凪沙インスタ

塚本凪沙twitter

【過去記事】塚本凪沙ふわふわ卒業

iks03.hatenablog.com

奇しくも、原宿駅前ステージ一時休止発表の直後の再開というのが面白いですね()

「原宿駅前ステージ」からのお知らせ | 原宿駅前ステージ

いつも「原宿駅前ステージ」を応援いただき誠にありがとうございます。皆様のおかげで3周年ウイーク、またクエストホールでのライブを無事終了することができました。本当にありがとうございました。

原宿駅前ステージ」は4年目に入り、新しい内容に変化・進化させるために少しだけお休みをいただきたいと思います。再開が決まり次第お知らせさせていただきます。

これらも皆さんに喜んでいただけるような新しいステージを提供していけたらと思っています。4年目の原宿駅前ステージもどうぞよろしくお願いいたします。 

 

有路紗子、卒業コメント全文

今さらですが、4月16日、表参道Groundで原宿駅前パーティーズNEXTのワンマンライブが行われました。この日発表があったのは以下。

  • 有路紗子NEXT卒業
  • 丹羽絵理香NEXT兼任解除
  • 渡辺瑠NEXT卒業
  • NEXT新体制7人で新曲披露

瑠ちゃんは、この日OAで出演したバンドにベーシストと加入するようです。

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左から、古橋まりん、吉武花、渡辺瑠、迫田ゆりあ、松岡えりな。ちなみにギターボーカルを務めた松岡えりなさんに関しては、数年前の一時期現場に通ってました。

ストロベリーシアター&プリティグッドのお食事会に行ってきた話 - Modern Age Idol

というわけで、紗子ちゃんのステージ上での卒業コメントです。(ニュアンスが伝わるように、なるべくそのまま起こしたので文法が変なのは勘弁w)

有路紗子、卒業コメント全文

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有路 もう、紗子はね、この日が来てほしいような来てほしくないような日でした。ツイッターのコメントでも、いつも長文書いてくれたり、優しい言葉をたくさんの方、皆さんかけて下さって。

まあ、そんなガンガンツイートする方ではなくて、最後の方にたくさんツイートさせてもらったんですけど、リツイートだとかいいねとかコメントとか、皆さんが見てくれてるんだなと思って、日々頑張れてました。

 やっぱりもちろん紗子は皆さんにずっと会いたかったですし、これから先、会えなくなるのもとても辛いですが、自分で決めた道でいうと、私は2年前、小学6年生の頃に雑誌を読んでいて、それが女子小学生向けなんですよ。

もうちょっとしたら中学生だし、イベントも出でたんですけど、今日で最後にしようって出たイベントで、その雑誌の編集長の方に声をかけて頂きました。

で、それから撮影を少しやって、その帰りの竹下通りで、あの人ごみの多い中で、私は有り難いことに、何社かスカウトされました。(そのとき)私は最初どこにも所属はしませんでした。

 

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6ヵ月か、まあそんぐらい経った頃に、今所属させてもらってる事務所のことを急に思い出したんですよ、なぜかわからないんですけど、急に。で、まあ、オーディションなどを受けて所属させて頂いて。私NEXTメンバーの中で同期って西山瑚々なんですよ。

この二人以外、ほかみんな先輩なんですよ。事務所先にいたので。スキルも違うし、私、歌とかダンス嫌いだったんですね。体育でウェーイってやってタイプで、音楽も苦手だったんです(笑)

もちろん辛いことと嬉しいことどっちの方が多かったって聞かれれば、もちろん辛いことの方が断然多かったし、そのことを頑張るために他のことも何個もやめてきたり、まあ当たり前のことなんですけど。

まだ中学生の私にとってはすごく辛い時がたくさんありました。でも、それでもいつも見守っててくれた家族の支えがあったり、ファンの方ーその時はまだ会ってないけど(笑)ーその先、ファンの方に助けられたり、もう私にとっては本当に皆さんに対して、感謝と感激で一杯なのですね。

感謝感激有路紗子ってあるでしょう、その通りなんです。だから、皆さんがいてくれなかったら今の私がいませんし、皆さんが応援して下さったから紗子はここまでやってくることができました。

今自分の新しい夢というのは、今この場所だけなんですけど、海外でも活躍したいなと思って、とりあえずはダンスを頑張っていました。

これからどんどん、また活躍して、必ずみんなの前に立つので、私も皆さんのことは必ず忘れませんし、だから皆さんも紗子のことを絶対に忘れないで、また出てきた時に応援して下さると嬉しいです。今日は本当にありがとうございます。

 

以上です。紗子ちゃん、またどこかで逢いましょう。

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鈴木瞳美バースデー公演お手紙全文(2018.4.15夜公演)

1.本島りりかさんから鈴木瞳美さんへの手紙

 いろいろあるなあって思ったんだけど、やっぱり一番の思い出は、一緒にディズニーに行ったことかな。あの日は風が強く吹いてて、写真も撮れないぐらい前髪がすぐ崩れちゃって、トイレの鏡からずーっと離れなかったよね。それですぐ直しても前髪が崩れちゃうから、もーって言ってぷんぷんしてる瞳美は可愛かったです。でも家に帰って写真見たら、ぜんぜん写真なくてなえました。でも、めちゃくちゃ楽しくて、いい思い出になったよ。ありがとう。また絶対行こうね。ああ、あと、今度はナンカレーを食べようね。ステーキじゃなくてね。ナンカレーね。そして、瞳美はここまでめげずに自分を突き通してよく頑張ってて、ふわふわにはいなくてはいけない存在だと思ってます。そんな瞳美にも辛くて悔しくて泣きそうな時が何回もあったよね。みんなには大丈夫だよって笑顔で言ってて、本当に大丈夫なのかなって不安になりました。お互い、似たような悩みも多くて、夜電話で言い合うこともあったよね。その時はこんなりりだけど話してて少しでも楽になったかな。りりも頼ってばかりでごめんね。これからも辛いことと悲しいこととかあると思うけど、お互い全力を忘れず頑張ろうね。辛いことや悲しいことの後には必ず楽しいこと嬉しいことが待ってるからね。瞳美にとって幸せな一年になりますように。大好きだよ。りりより。


2.赤坂から鈴木瞳美さんへの手紙

 瞳美へ。まずは17歳のお誕生日、おめでとう。そしてふわふわも二周年を迎えましたね。こうして一緒にお祝できること、とっても嬉しいです。ひとみんは覚えてないと思うけど、初めてちゃんと話した時に、「写真撮って」と言われて、私は嬉しくて、「うん」と笑顔でこたえたら、「あっ、一緒にじゃなくて、瞳美一人の写真」と言われたのは結構ショックで一年くらい引きずってたのは内緒です。でもそれと同時に、小柄で小動物みたいに可愛い見た目とは裏腹に、自分をしっかり持ってる子だなと思ったのが第一印象でした。それから約二年半、一緒に活動してきて、本当にいろんな事があったよね。その度に、ひとみんの新たな一面を知れた気がして、とっても嬉しかったです。コーラ愛がものずごく強いところも、前髪へのこだわりが人一倍強いところも、持っている物がほとんどピンク色なのも、人一倍ふわふわしてる私服も、それに楽屋でガッツリラーメン食べてる姿も全部ひとみんらしくて、私は大好きです。これから先もいろんな壁があると思うけど、そんな時は一人で悩まずにふわふわメンバーを頼って下さい。いつもひとみんの優しさにメンバーみんな支えられてきたからね。最後に、17歳、まだまだ無限の可能性もチャンスもあると思います。どんな時もひとみんらしく、前を向いて、向かって突き進んでほしいです。赤坂からのお願いです。これからもお互い頑張っていきましょう。ひとみん、いつもありがとう。大好きです。赤坂より。


3.鈴木瞳美からの手紙

 今日、私のバースデー公演に来て下さって、本当にありがとうございます。私は小さい頃から芸能界に憧れていて、将来はモデルさんになるのが夢でした。中学生になったある日、たまたま乗るバスを間違えてしまい、ノリで原宿に来た時に今の事務所にスカウトして頂きました。そこからいくつかオーディションを受け、ふあふあメンバーのアンダーとして初めてこのステージに立ち、その一週間後にはふわふわへの加入が決まりました。はじめは、ふわふわとしての活動は自分の夢を叶える為の通過点だと思ってやっていたのですが、ファンの方の笑顔を見たり、声援を聞いたり、メンバーと一緒に活動していくうちに、アイドルって楽しい、もっともっと頑張ってふわふわで大きなステージに立ちたいと思うようになりました。ふわふわは今までいろいろなテレビ番組やイベントに出演させて頂いたり、CDを6枚もリリースさせて頂いたりと、恵まれた環境で活動してきたと思います。けれど、うまくいかないこともたくさんあって、ずっと後ろのポジションで、自分はふわふわにいて意味があるのかなと考えたり、応援して下さってる皆さんに恩返しできてるのかなと思ったり、大切なメンバーの卒業があったりで、何回も立ち止まりそうになったこともありました。そんな時、メンバーが相談にのってくれたり、何よりファンの方の存在が私の心の支えになっていました。ほどよい温かさで誰よりも責任感のある日菜、お人形さんのような可愛さで甘え上手なるり、誰よりもプロ意識が高くしっかり自分の意見を持っているあいみ、ニコニコ笑顔でコミュ力が高いはる、すごいメンバー思いでいつも元気で本当に優しい桜菜、しっかり者で意見をはっきり言ってくれる七聖、ふわふわの癒し、そしてダンスが上手な美雪、いつもメンバーを笑わせてくれるジワリの神百々花、ふわふわのことをよく考えてまとめてくれる赤坂、妹みたいな存在でよく意見が合う小春、ふわふわのムードメーカー、そしてお調子者の遠藤、本当に頑張り屋さんでいつも一生懸命のりり、そして卒業していったメンバー、この大好きで大切なメンバーがいたから、そして応援して下さるファンの皆さんがいたから私は今までこの活動を続けることができました。私にはこれといって長所もないし、目立ったポジションにいる訳でもありません。けれど、そんな私を見つけてくれて応援してくれて支えてくれて、本当にありがとうございました。17歳は自分が本当にやりたいことに向けていろいろなことにチャレンジして前進できる年にしたいなと思います。そしていつか応援して下さった皆さんにきちんと恩返しができるよう、自分らしく、夢に向かって精一杯頑張るので、応援よろしくお願いします。今まで本当にありがとうございました。鈴木瞳美。

 

"「アイドルを見る」時代から「アイドルに見られる」時代へ-原宿駅前ステージに見るファンとアイドルの関係性の変化"について書きました

割りと多くの人に読んでもらってるようでありがとうございます。

半分はネタですが、やはり「いつまでも あると思うな 原駅ステージ」という感じで、今ここで一回総括してみるのはアリかなと思って書きました。

このネタ自体は去年から温めていたんですが、不完全情報ゲーム性が高い現場なので、なかなか公開できずにいました。

原駅の現場情報っておそらく他のアイドルグループに比べて全然外に出てなくて、「隠された現場」みたいになってるんですよね。意図的に隠してるわけではないけど、チケット当選の難易度を考えれば、現状どんな現場なのかが、常連以外に非常に分かりにくい現場となっています。

それはそれでいいだろ、邪魔するな、という意見も理解できるものの、これから10年、20年と経っていく中で、いつかステージにも終わりが来ると思います。その時の振り返り参考文献という立ち位置で読んでいただければ幸いです。

「こんな現場もあったんだね」という振り返りができないと、さすがに寂しくないですか?