中田陽菜子さん17回目のお誕生日。端的に言って今までで一番良いバースデー公演でした。
Rトークでは、今年やりたいことを年齢にかけて17個発表してくれた。モデルや演技、歌、料理、カメラなど、どれも中田さんの意識の高さがうかがえるものばかりでした。
手紙は斉藤ジェニファー愛里さんとパーティーズのリーダー磯部杏莉さんから。
ジェニファーの手紙もめちゃくちゃ良くて感心したけど、その後の中田陽菜子さんからの手紙がこれまた核弾頭級で。
原宿乙女。世間的には全く知られてないけど、めちゃくちゃストーリーのあるグループなので、いつか雑誌で4万字インタビューとか受けてほしい(これずっと言ってる)
中田の手紙からは、全てではないけど、ほぼ全てが語られていて。その中でもとくに、辞めた4人のことを語っていたのが印象深かった。彼女もその時ばかりは「心にぽっかり穴が空いた」そうだ。
るーたむがじゃんけんで勝って単独公演が決まったはいいものの、レッスンのたびに意見がぶつかったり、みんなが個性的すぎてどうしたらいいか分からなかったり。
つまりはみんな子どもだったんでしょうね。だけど、それをまとめあげた中田、そこに食らいついたメンバーはほんの少しだけ大人になったはず。
中田は、付いてきてくれた三根るーたむジェニファーに感謝を伝えつつ、どうなるか分からない乙女への加入を決めた東、メンバーの穴を埋めてくれたパーティーズメンバーや、愚痴や悩みを聞いてくれた杏ちゃんへの感謝をしっかりと言葉にしていました。
8月までほとんど喋っていなかったという中田とジェニファー。9月から一緒に帰るようになり、よく喋るようになったそうです。いろいろジェニファーの話を聞いていくうちに、中田は自分がジェニファーのことを分かってあげられていなかったかもしれないと気づいたそう。
中田が手紙を読み上げる間、人一倍温情をかけられたであろうジェニファーは終始号泣してた。
ジェニファーはいろいろあったけど、乙女を続ける決意をしたのもまたジェニファーなわけで。
原宿乙女に関しては今後どうなるか全く読めません。デビューしないまま終わる可能性だって0じゃない。
だけど少なくともあの5人は毎週ステージに立っている。彼女たちはもがきながらも、なんとか「夢」みたいなものを掴もうと努力している。乙女を見ているファンは、その事実を目撃できているだけで、とりあえず今は十分なのではないでしょうか。
いつもそうだけど、この日は特に中田が母親で、他の4人が子供みたいなグループに見えた。中田がいなかったら絶対に乙女は続いてなかったと思う。
中田陽菜子さん、お誕生日おめでとう。そして関西コレクション出演決定おめでとう。