今日は手短に。前回の続きです。
面白く読みました。エンターテイメントでの楽しみ方にはいろいろな方法があるわけで、演者がそれを示さなければならない。演者と観客が同じ方向を見れると良いのだが…。 “@IKS03: アイドル現場の規制が厳しくなってきたようです。 http://t.co/TsK2A0plI4”
— ギュウゾウ(電撃ネットワーク) (@gyuzo_rock) 2013, 12月 3
おっしゃるとおりで、演者と客席でコンセンサスがとれてればいいんですよね。
なぜクラシックの会場では、コールが起きないのか。なぜ歌舞伎では、屋号を大声で呼ぶことが良しとされているのか。バカだと思われるかもしれませんが、それはそういう"場"だからです。
理屈とか存在しません。人々がまわりの空気を読み、そういう場の雰囲気を自律的に作り上げているだけです。
伝統的な文化財は長い歳月をかけて、その場のルールを形成していくのです。クラシックには1000年以上の歴史、歌舞伎には500年以上の歴史があります。アイドルは何年でしょう?
極論ですが、仮にコールやMIXが嫌だというアイドルがいるなら、そういうパフォーマンスをやめるべきじゃないでしょうか。もしコールやMIXが本人が意図せず起こっているのだとしたら、それはそのアイドルが他のアイドルの影響を受けて、コールやMIXを誘発してしまうパフォーマンスを行っているからにほかなりません。
今問題視されてる一連のコールやMIXの問題は、演者が発信したものに対する、客席の"反応"でしかありません。反応の否定は、演者のパフォーマンス否定につながる恐れがあります。
こういうパフォーマンスであればコールとか入れられないですよ。もう聞き入るしかないんでね。
運営のみなさまには、ピアニカ男がステージに上る前に、適切な"反応"をして頂ければと思います。