Modern Age Idol

ハロプロ/AKB/原宿駅前パーティーズ/ニコモ/子役。たまにアイドル業界のことについて考えます

塚田百々花生誕祭(横田美雪卒業公演)

ふわふわ×原駅ステージA×原宿駅前フラッシュの3チーム公演。C2。サーキュレーションスタート。フレッシュは「ふわり乙女ビーム」でキマッた。最年少の中田陽菜ちゃんのレスが訓練されてきている。公演後に知ったけど一部フレッシュメンバーのインスタ裏垢が火元となり炎上してるようです。「地獄の始まり」は流石に笑ったけど、言うまでもなく、今の原駅は地獄ではない。月一公演だしランウェイなんてものもないしオタクも訓練されてる人ばかりだから、こんなのを地獄って言ってたら先に散っていったメンバーたちに失礼。とは言え過去のこととフレッシュは関係ないので生暖かく見守るつもりですが、アイドルのこういうのを見るたびに「またか」という暗澹たる思いになります。別にいいんだけどがっかりさせないでくれ。YouTubeの下ネタ動画に嬉々として参加してサムネに使われるメンバーがいる一方で、清純黒髪童顔巨乳伝説という謎の8文字を背負わされて頑張っている子もいる。必要なのは今をときめく乃木坂よりも清楚王道系のアイドルだという自覚。

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そんなこんなで安心して観れるエースなんですが、昨日の島袋寛子ファンミーティングで披露したSPEEDのcoquettish dreaminを再び披露。

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バラードなんですが、ほんっっっとに素晴らしかったです。彼女たちの努力は期待を裏切らない。全員歌が素晴らしいのですが、田谷ちゃんの歌声に関しては特筆しておきたい。生まれ持った声質の良さと歌の上手さ。このままグループとしてうまく言ってほしいと願うばかりです。

そして何を隠そう今日の主役は塚田百々花さん。塚田さんの生誕祭自体は小春の手紙があったり特技のモノマネをたくさん披露するコーナーがあったりと和気あいあいと進行したのですが、同じグループのメンバーである横田美雪さんがグループを卒業する日と被ってしまったのは幸か不幸か。テンション高くお祝いしたいけど、事はそう単純でもない。こんなアンビバレントな感情にさせる運営は新たなスタートを切る女の子の気持ちとエンターテイメントについて勉強してくれ。当然原駅では、例外はあるものの、卒業発表というものはありません。オタクが察する能力を発揮しなければ卒業を知らずにメンバーが辞めてしまうというオタク殺しが当たり前の現場。今いるオタクの人たちはある程度察する能力がありますので()、実質卒業を知った状態で公演を観るわけですが、メンバーはそのことを言えないというジレンマ。なぜか一年くらいやってなかったフル尺の自己紹介をメンバー全員がやり、歌でセンターに行かされる美雪、桜並木で涙する他のメンバー。自己紹介1つでエモくさせてしまう。横田美雪の卒業を知らない人は完全に置いてけぼりの空間。そうだ、これが原宿駅前ステージだった。

美雪ちゃん。ほとんど喋ったことはないけど、やる気は人一倍あるように見えて、ダンスのスキルもあるし、この4年努力を積み重ねたとは思う。けど現実自分だけではどうにもならないことがあり、新しい場所に行くため卒業を決断したように見えました。また人前に出る仕事をするのか、普通の女の子に戻るかはわからないけど、とりあえずお疲れ様でした。

と思ったら「原宿駅前ステージで逢いましょう」のあとに、横田美雪本人から卒業発表。言うのかい。

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