Modern Age Idol

ハロプロ/AKB/原宿駅前パーティーズ/ニコモ/子役。たまにアイドル業界のことについて考えます

男にもある「乙女心」を引き出すためのアイドルポップス3選

良質なアイドルポップスを聴いていると、たまにすごく胸キュンする瞬間がある。
甘酸っぱいような、青春を思い出させてくれると言うか。
しかもその「胸キュン」というのが、男としてというよりは、「女の子」としての胸キュンを実感するのである。
不思議なことに私は男性であるし、アイドルが歌う「女性(女子)が男性(男子)に胸キュンする感覚」と言うのは、経験したことがないから分かるはずもなく、
じゃあ自分が感じてる「胸キュン」とは、いったい何だ、ということになる。
私が感じているのは擬似的なもの、あるいは社会や文化が創り出したジェンダーによるバイアス、もしくは男にだって「乙女心」はあるのか。。。謎である。

そんな乙女心が分からない男が感じる、胸キュンソングを紹介します笑


VERY BEAUTY。この曲はもともとBerryz工房の曲なんですが、この動画ではスマイレージの小川紗希ちゃんが歌っています(すでにスマイレージを卒業)
普通に歌ってるように見えるかもしれませんが、中学2年生でこの歌唱力はすごすぎます。大きな会場で、堂々と歌う姿だけで感動しますが、加えてこの名曲!
つんくさんは、本当に11〜14歳くらいの恋愛に背伸びした少女の心理描写が素晴らしすぎます。
「男が考えているのだから、それって正しくなくない?」という人がいますが、確かに、男性が女性に「あのくらいの年齢の女子にはこうであってほしい」という願望が含まれているかもしれませんね。だからどうした。



君の戦法。℃-ute中島早貴ちゃんのソロ曲です(CDでは三人で歌っていますが)
この冒頭のなっきーのセリフで完全ノックアウト。なっきーは声がかわいいですからね。
「私はすごいわがままな女の子だけど、どうして(彼氏の)君はそんなに優しいの?」っていう、
、もうこれ以上はないだろう、ド直球アイドルソング。
「君の戦法」というタイトルがキャッチーでよろし。


明日はデートなのに、今すぐ声が聞きたい。スマイレージのインディーズ時代の曲です。この曲は歌詞もいいですが、どちらかと言えば曲勝ち。
シャッフルリズム、ブリティッシュポップ風、高音のオルガンがいい味出してます。
サビ前のゆうかりんのリバーブエフェクトがかかったボーカルも◎。


AKBは「男子目線の恋心を女子が歌う」という手法を使っていますが、これがいわゆる「草食男子」には効き目大!だったのでしょうかねえ。
私はアイドル、というか女性に「処女性」なんて微塵も求めません。普通に生活していて、女性に求めるのはむしろ「打算的な思考」です。
しかし、アイドルには、通常の生活ではほぼ気付くことはないだろう「女の子がもともと持っている恋愛に対するあこがれ」みたいなものを
勝手に求めているのかもしれないですね。そしてそれは、自分が過去に十分に満足できなかった青春の恋愛観を充当させるためであり、日本におけるアイドルとは、元来そういう役割を担っているのではないかなあ、と思いました。