Modern Age Idol

ハロプロ/AKB/原宿駅前パーティーズ/ニコモ/子役。たまにアイドル業界のことについて考えます

アイドルはダサいくらいがちょうどいい

DeNAが音楽事業に参入、スマホ向け音楽配信サービスを開始 | Musicman-NET日本のソシャゲ大手が音楽業界に参入するそうです。このサービスがストリーミングなのかどうかは分かりませんが、もしかしたら今年はソーシャル音楽元年になるかもしれません。我が軍も参加しています。

話は変わりますが、アイドルの曲はほどよくダサくあるべきだと思っています。なぜかというと可愛い女の子がスタイリッシュでオシャレな曲をやるとアーティスト化してしまうからです。ただダサすぎてもいけないので、ほどよいかっこよさ、侘び寂び、こぶし、ポップさ、キャッチーさ、かわいさ、そしてグッとくる歌詞、ワードを盛り込んで、またリピートしたくなるような中毒性が必要と、意外とアイドルの曲作りは難しいのかもしれません。作曲者、プロデューサーにはとても卓越したバランス感覚が必要だと思います。秋元康は、無尽蔵なコンテンツ、メンバー、ファンが消費しきれない情報量を提供することでファンが飽きるのを防いでいます。曲は万人受けな作り方をしています。一方つんくはどちらかというと楽曲ありきなアイドルプロデュースをしています。世界広しといえども、自分がスタジアムでライブを行うバンドのボーカルで、日本を代表するアイドルのプロデューサーという経歴の人はなかなかいません。彼は歌、曲というものの重要性をとてもよく理解しています。世界で戦うためには、かわいいだけではダメだということも理解しています。サブカルに寄り過ぎることは危険だということも理解しています。なので曲を固めて、そこから楽曲の世界観を反映した衣装、ダンス、ライブ作りを行ないます。どちらにせよ、日本のアイドルというのは世界では異端です。そして東京の地下には他の国では全く見かけない形態のアイドルがうじゃうじゃいるのです。

この曲はイントロのシンセからとてつもなくダサいけど、中毒性、歌謡性、ともに抜群によいです。

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