Modern Age Idol

ハロプロ/AKB/原宿駅前パーティーズ/ニコモ/子役。たまにアイドル業界のことについて考えます

20180212_中田陽菜子バースデースペシャル 手紙部分書き起こし

f:id:ikethin:20180216004402j:image

席はB2-5。

この日の見どころはなんと言っても1年以上ぶりの披露となった「フィナール」。イントロが流れた瞬間、会場が盛り上がりました。

 椅子プレイ・チェキなどはありませんでしたが、今の乙女7人のフィナールを以って原宿乙女が完全に復活したと思います。

(丹羽ちゃんがフィナール終わった後震えてて、本人も緊張したと言ってたけど、いつもキレキャラな丹羽ちゃんが実は結構な心配性であることを知って好きになった)

で、肝心の生誕祭でしたが、中田のバースデイ公演は毎年エモいので、今年も期待していましたが、期待以上でした。

以下では各メンバーからの手紙、中田からメンバーへの手紙の内容を紹介します。

山登梨花から中田陽菜子への手紙

中田陽菜子さんへ。中田さん、まずは十八歳の誕生日おめでとうございます。

私が初めて中田さんを見たのはこのステージが出来た二年半前です。初めて原宿乙女を見た時、ちゃんと覚えて帰ったのは中田さんだけでした。

初めて見た時から、なんて存在感のある人なんだろ、この人以外はセンターはつとまらないと思いました。

けど、乙女にはいろんなことがあって、私にはわからないくらい中田さんは辛い思いをしたと思います。

そして今年の一月から新生乙女として七人になる時、自分の名前が入っていて、私みたいなチビが高身長の人達に混ざって大丈夫なのか、ファンの人達の評判はどうなんだろうか、なによりいろんなことを頑張ってきた中田さんになんでこんなちっちゃい子がって思われないかすごく心配でした。

でも中田さんはそんな私を乙女として受け入れてくれました。その時は本当に嬉しかったです。MCの時も私がしゃべるだけしゃべってちらかってしまうと言ったら、ちらかってもちゃんと片付けるから大丈夫だよって言ってくれたり、相談にのってくれたりした時、乙女に入れて本当に良かったなと思いました。

それと同時に中田さんは絶対にいなくてはならない存在だなと思いました。中田さんがいないと乙女は成り立たないし、けいちゃんのテンションも上がらないし、けいちゃんがボケることも出来なくなってしまうと思います。

私はこの七人で乙女を頑張っていきたいです。乙女の軸としてこれからも中心にいてほしいです。これからもたくさん迷惑かけると思います。

中田さんに大変な思いをさせてしまうと思います。でもそんな時は、私では役不足かもしれませんが、話だけは聞けるので、なんでも言ってください。

これからもよろしくお願いします。今日は本当に誕生日おめでとうございます。中田さんにとって幸せなことがたくさんある一年になりますように。

原宿乙女、山登梨花

丹羽絵理香から中田陽菜子への手紙

中田さんへ。十八歳おめでとうございます。当日に直接祝うことが出来て、すごく嬉しいです。

いざ手紙を書くとなると、話したいことは山ほどあるはずなのに、恥ずかしくていろいろ考えてしまいます。長くなりそうですが、許して下さい。

まず、私が中田さんを知ったきっかけは原宿駅前ステージでした。当時まだレッスン生だった私はステージに立つ中田さんを見て憧れの思い、その他たくさんの感情を抱きました。

実は中田さんに質問返しをしてもらったこともあります。そのくらい大きな存在で、何というか、活力というか、私の原動力でした。

ありがちな言い方ですが、あの頃の私はまさか二年後に中田さんと同じステージに、同じチームに所属している状態で立っているなんて思っていないでしょう。

去年の三月に初めてステージで踊らせて頂くことになり、ガチガチに緊張していた私に中田さんは先輩メンバーと変わりなく接してくれ、いろいろな手助けをしてくれましたね。今でも鮮明に覚えています。

話していくうちにあの時から今まで中田さんの良さをたくさんたくさん感じています。今年に入って七人乙女になって活動していることで新しく今まで見えなかった中田さんが見れて嬉しいです。

気持ち悪いとか思わないで下さいね。

それと同時に少し寂しくもあったりします。人数が増えたことでアンダーに入ってきた時みたいにバンバン話しかけに行くのをためらってしまうからです。ただの嫉妬です。憧れだった中田さんと今同じステージに立てているのがすごくすごく嬉しいです。

中田さんは綺麗で可愛くてかっこよくて、考え方、立ち振る舞いが大人で本当に私といっこさなのかといつも思います。存在からすべてが魅力で溢れています。

性格も顔もたまに見えるお茶目さもすべてが大好きです。今いっこさという言葉を出しましたが、いっこさだからとても話しやすくて信頼できます。

ここにいるメンバーはみんなライバル、よく言いますが、もちろんそれはそうだけど、一歩外に出た時にどうでもいい話とか仲間っていう関係じゃない友人というか、そういうような関係でいつかお話しできたらなと思っています。

きっと私が思っている何倍も大変だと思うし、いろいろ抱えているものがあると思います。私の前では一切弱いところを見せないけど、弱音や思うこと一つや二つはあると思います。

役に立てるかわかりませんが、どっしり構えてるのでいつでもはき出しにきて下さい。頼りがいのある人になれるように私も頑張ります。本当に長くなりましたが、今日は本当におめでとうございます。

普段は恥ずかしくてなかなか表面では言えないけれど、中田さんが大好きです。これからもよろしくお願いします。今度どこかお出かけにも行きたいです。中田さんにとって素敵な最高の一年になりますように。

丹羽絵理香

東慧依から中田陽菜子への手紙

中田へ。十八歳の誕生日おめでとう。もう出会って三回目のお祝だけど感覚的には何年も何年も一緒にいるような感じです。

あんなに一人で泣きじゃくってくよくよしてた日々が二年前だと思うと懐かしいし、本当に成長しているね。当時も今も中田はその場にいるだけで主役って感じがします。

身長もスタイルも含めて他の人が願っても得ることができない存在感を持っていて、その背中を後ろから見るたびに悔しくなるほど付いていきたくなって、でもどこか支えてあげたくなります。

この三年間、中田のご家族の次くらいに誰よりも中田のことを近くで見てきた気がします。同じチームになってから近くになりすぎて逆に遠くに感じて少しだけ壁ができてしまったりすることもあったけど、中田のことは誰よりも理解できてると思うし、私のことを誰よりも理解してくれているのは中田です。

しっかり者で、でもどこか抜けてて一人で突っ走ろうとして、でも頼ってくれて、本当は泣き虫で、でも立ち向かう姿がかっこよくて、輝いていて、私にとって唯一無二の存在です。

十月頃の講演から中田がしばらく乙女の活動をお休みするって聞いた時、正直終わったなって思いました。そのしばらくが続くのか、私が壊してしまうんじゃないか、なんて考えながら過ごす二、三か月はとても長かったです。

そもそもMCが下手くそだって公言しちゃっていじられてた人間がチームのコーナーの進行を毎週するなんて危険すぎると自分でも思ったし、自分一人で後輩を引っ張るとなった時、いまだに原宿乙女を完全に知りきれていない自分がいて、わからないことだらけだったけど、

かっこ悪い変な意地を張って中田にまったく相談も連絡もしないでいたら大晦日に会った時、泣いてる私にギュッとしてくれた時に自分の小ささを改めて感じたし、

中田が私に与えてくれたピンチは必ずチャンスになって私を強くさせてくれるんだな、中田かっこいいな、ずるいな、と思って年を越しました。

中田が帰ってきた時のお客さんやメンバーの反応を見て、ああ私は中田の替わりにはなれないし、なろうともしなくていいんだって思いました。

それくらい中田の存在は大きいし、中田がいると私も等身大の自分でいれます。もちろん、競い合う相手ではあるけれど、一番一緒に頑張りたい大切な人です。

そして今こうして七人で原宿乙女のステージができているのも中田が積み重ねてきてくれた過去があるからです。本当にありがとう。

最近では高校卒業を控えていて、また一つ大人になることを楽しみにしつつもどうなるんだろうって不安そうにしてる時もあるよね。

その感覚がまだ私には共感することは出来ないけど、今までの辛かったことも大人になっていつかお酒を飲めるようになった時、あの時は辛かったねって笑い飛ばせる日がくるように、今は今なりに私達らしく、どうなるかわからない未来を一緒にもがいていこうね。

十八歳、きっと素敵な一年になるよ。しようね。行き詰った時はたくさん笑わせるから、隣にいるから、今まで通り頼り合って刺激し合って今まで以上に上を目指して頑張っていこう。おめでとうございます。そしていつもありがとう。

中田陽菜子さんから原宿乙女のメンバーへの手紙

原宿乙女のみんなへ。こうやってみんなにちゃんと話すのは初めてだね。新たにこの七人でスタートしてあっという間に一ヶ月が過ぎました。

とっても早くて濃い一ヶ月でした。そして今日に向けて練習、それぞれ忙しい中、いっぱい協力してくれて本当にありがとう。

半年くらい前から丹羽と梶が乙女のアンダーで出てくれるようになって、正直最初はとりあえずみたいな感じで出てもらって始めていましたが、毎週やるごとに二人がどんどん成長してかっこよくなっていく姿を見て、私はすごく刺激を受けました。

そして山登、ここねん、ゆぴも正式に加わることになって一気に新しい原宿乙女の色が付いてきました。

正直ここまでがっちり人数を増やすのにはかなり勇気がいりました。自分の中でも原宿乙女にどうしても熱が入らなくなってしまったり、リスタートとなるともう一度原宿乙女を築き上げるのは不安が大きすぎて悩む日々も多くありました。

そして去年の終わり頃、悩みに悩んで私がしばらく休演させて頂くことになった時、丹羽と梶川、東そしてここちゃんが原宿乙女を繋いでくれたお陰で、私が自分をしっかり見つめ直すことができました。

そして大きな一歩を踏み出す決断もできました。本当にありがとうございます。

真面目でいっつも一生懸命な山登、

見た目とは裏腹にすごくしっかり考えてて自分をしっかり持っているゆぴ、

不思議な世界観を持っていてとっても可愛い妹みたいなここねん、

可愛い性格だけじゃなく中一とは思えないぐらいどんどん成長していく梶、

一周回ってさっきも言ったけどキレてる姿がもう最近かわいくてしょうがない、そして頼りがいがある丹羽、

そしてもはや一心同体の東、

東が乙女に入ってくれて本当に本当に良かったです。東が居なかったら私はここに居たか正直わからないくらいたくさん支えられました。

ステージが始まった頃から仲良くさせてもらってたけども、もちろんチームはまったく違うくて同じになるとは一ミリもそん時は思ってなかったけど、それまでも大きかった東の存在がこの一年さらに大きくなりました。

頑張りたくても頑張りようがなくて、苦しい時にはそん時も横には東がいて、一緒に悩んで一緒に頑張ろう乗り越えようって励まし合って七人の新体制も真っ先に協力して作り上げてくれて、あなたは私にとって最強以外の何物でもないです。

夢は真逆でも今こうやって同じ一つのことを取り組むこの今の時間を大事に、そしてお互いの将来に繋がっていけたらいいね。いつも本当にありがとう。そしてこれからもよろしくね。

そして最後に、原宿乙女という名前、気付けば歴史書でも作れるんじゃないかというくらい二年という短期間でいろんなことがありました。

まさか私がここまで原宿乙女という名前を背負う立場になるとは思ってませんでした。初期のメンバーが誰一人いないという状況は正直寂しかったです。

でもあの時七人がいて、今の私がいて、今の乙女があります。きっとその一つ一つが今に繋がってると考えたら原宿乙女自体に感謝の気持ちでいっぱいです。

ここまで強くなれたのも、そのような試練があってこそで、自分の中の夢がはっきりと、そして強くなりました。

新しい乙女も自分達自身もまだまだ未知でどうなるかわかりませんが、みんなとこれからここから新しい原宿乙女を少しずつ築いていけたらいいなと思ってます。

原宿駅前ステージにいい風を吹かせられるそんなグループになるよう全力で引っ張っていきます。いつもありがとう。そしてこれからよろしくお願いします。

原宿乙女、中田陽菜子でした。

中田陽菜子さんからファンのみなさんへの言葉

まずは皆さん、今日は来て下さって本当にありがとうございます。

十七歳はですね、私は原宿駅前ステージ以外にモデルの道が少し開けまして、東京ガールズコレクションとか関西コレクションとか自分が夢に見てたステージに少しずつ出させて頂けるようになったりしました。

でも、正直その仕事を頂いたことがすごく嬉しい反面、やっぱ自分の存在が外に出ると本当にちっぽけで、まだまだだなと思う部分がたくさんあって、私はもっともっと成長しなきゃいけないなってすごく感じるそんな一年でした。

すごく焦りが大きかった十七歳なんですけど、十八歳の前にこうやって一歩踏み出せて心の余裕もかなりできて、今すごく毎日楽しむことを楽しんでます。

これから十八歳は私らしく一歩ずつ夢に近づいていけたらなと思いますし、みなさん本当に変わらず応援に来て下さることが本当に嬉しくて、やっぱ原宿駅前ステージって本当に私にとってかけがえないというか、なくてならない存在ですし、皆さんに応援して頂けることの有り難さを本当に感じた一年でした。

これから十八歳、一生懸命私らしく頑張っていきたいなと思ってますので、これからも応援して下さったら嬉しいです。今日は本当にありがとうございました。

来場者に配られたメッセージカードのQR動画

20180205_原宿駅前パーティーズNEXT握手会@中野坂上SUB.TOKYO

f:id:ikethin:20180206015726j:image

今日の一番の失敗は有路紗子の卒業のお知らせに間に合わなかったことですね・・

山登→最近よく目が合いますね、てか昨日合ったしね

りゅうちゃん→わっしょい\(^o^)/

梶川→

石井優希→(なんでワンマン終わったとき泣いてたの?)内緒!一緒にステージ立てなかったのが悔しかったの

有路紗子→ありがとう!名前のうちわとか持って応援してくれたの嬉しかった。さこのお母さんがさやしのさんにありがとうって言っといてって言ってた(笑)
徳田→(昨日タオルあげたよ)●●ちゃんと一緒に上げてたの見えてたw

小田川→

バウエル→

井上→

丹羽→

西山→

 卒業公演が出来るのは本当によかったね〜。凪沙といい、俺の推しは卒業公演に恵まれてるな。ただ凪沙、入江、有路と推しが次々とやめていくのはなぜ?w

現場か在宅の議論はよく分からんが、最終的には現場の価値が上がっていくという話

フリークアウトの佐藤裕介さんのVoicyを聞いて面白かったのでメモ。

今後フィクションとノンフィクションを見分けるコストが増大する

今後10年〜20年くらいのスパンで、フィクションとノンフィクションの境目が曖昧になり、人間は嘘か本当かに興味を抱かなくなる。

たとえば最近話題になったフェイクポルノ。AIエンジニアがハリウッド女優の顔を使って大量に合成のポルノ動画を作った。チップの性能も向上したため、今までよりもコンピューターリソースを気にすることなく30分〜1時間の動画を簡単に作れるようになった。おそらく3年後くらいには、そこらじゅうにフェイクポルノが蔓延するだろう。

ニュースが真実であるか、嘘であるかに興味を抱かなくなる

フェイクポルノやフェイクニュースが世に大量流通すると、誰も真実かどうかを気にしなくなる。

たとえば、今はスクープ記事で週刊文春が売れているが、不倫、深夜の密会の画像や動画を簡単に誰でも生成できるようになるので、長期的にスクープは無効化されるのではないか。あまりにも嘘が多くなってくると真偽を判定するコストが増大し、人は嘘か本当かがどうでもよくなってくるはずである。

逆に嘘を見抜くのが難しくなるからこそ、フィジカルで体験したこと、現場にいること、その場で見たことの価値が上がっていく。

 

ーー

アイドルやヲタクの話でいうと、フェイクニュースが横行することで、熱愛スクープや過去の恋愛証拠写真が信用されなくなるので、アイドルにとってはラッキーな時代が来るのかもしれない。ただ心配なのは、フェイクニュースの横行によって、人の"信じたいものしか信じなくなる"心理が強化され、SNSや世論における"叩き"が増幅する可能性があること。そこはやはり信頼のおけるメディアが必要で、ちゃんとライブやイベントの現場に足を運んで、メンバーの発言や起こったことを記録するメディアをやるとオタクからの信頼が集まりそう。

 

20180129_原宿駅前パーティーズNEXTワンマンライブ(音声ブログ)

今日も音声ブログです。いざ自分が喋ってるのを録音して聞くと、めっちゃ「えーと」って言ってて引いた。なのでガレバンで頑張って編集しました。。

俺はヘソピをしてる女が好きだ。

セトリ

Welcome to the Miracle Land
ラブセンセーション
MC 自己紹介
フワフワSugar Love (乙女以外の6人)
Neo MOVEMENT(乙女の5人)
Stranger in the night(乙女の5人)
gleeks! (全員)
WHITE LOVE (Speedカバー)

トーク(5人)
トーク(6人)
トーク(全員)
ビリーブ(folder5カバー)
MC
Wake Me Up (Speedカバー)
Driving My Love
MC
(本編終了)

アンコール
White Sweet Kiss
MC
HARAJUKU❤駅前Stageで逢いましょう!

20180128_赤坂星南バースデイスペシャル(音声ブログ)

最近ブログを音声入力で書き始めたり、Voicyというボイスメディアを通勤中やジムでのランニング中に聞いているんですが、よくよく考えたら、そのまま喋ったのを載せればよくね?ってことで、今日の公演の感想をサンクラにあげました。初めて喋ったのでお聞き苦しいところもあると思いますがよかったらぜひ。BGMとかあったほうがいいですね。

喋り忘れたけど、最後にバウちゃんがビデオ出演していました。NEXTのマネージャーが赤坂をスカウトしたことを自慢してたのこと。

2020年のアイドル業界についての予測

年末に8割書きかけて力尽きたのですが公開します。。

 

2017年も残す所あと1ヶ月ちょっととなりました。個人としては毎週、原宿駅前ステージに行くだけで、他の現場に行くことはほとんどありませんでした。オタクとしてはそろそろ潮時ということなのかもしれない。

さて特に深い意味はないですが、タイトルにもある通りアイドル業界、或いはアイドルという存在自体が今後3〜4年でどう変化するのかについて考えてみたいと思います。

ヲタクの過ごし方はどうなる?

アイドル業界が存続するという前提に立つためには、まずヲタクの過ごし方を考えなければなりません。ヲタクの過ごし方によって、アイドルという職業自体が消える可能性すらあります。

そもそもヲタクは増えるのか。

AKB出現以降、アイドルオタクの市場規模は年々拡大していますが、 今後も増え続けることが予想されます。一番大きな要因は、我々の余暇時間の増大でしょう。

AI(人工知能)の進歩により、全体として働く時間は減ることが予想されます。つまり暇です。我々は暇をつぶすためにアイドルを見に行ったり応援したりしていると言っても過言ではありません。

なので今後人生の充実を考えるにあたって、趣味の持ち方や余暇の過ごし方というものの重要性が改めて認識されると思います。今まで50歳くらいまでは仕事一本だった人も、もっと若い頃から余暇を楽しむということを考えるはずです。

そうなってくると、一瞬で消費されるモノよりも、記憶に残る体験に消費が移行します。(すでに移行してますね)

コミュニティ、承認欲求

家族や地域のコミュニティが分断され、年々、個人としての生きがいや自己実現に対する欲求が高まっています。一方で人間は社会的な動物であることから、コミュニティを復活させようという動きもあるようです。色々なところで指摘されていますが、個人の意向が尊重されつつも、居心地の良い繋がりや居場所が求められているのが現代です。

代表例でいうとツイッター。お互いの素性について詳しくは知らないけど、タイムラインに行くといつもいるみたいな、ネットワーク理論で言うところの弱い繋がりと呼ばれる関係が増えて行くでしょう。

オタクのコミュニティはまさにそれです。お互い本名も素性もあまり知らないけど、ある特定の話題になれば、友達よりも深く喋れるといった経験はオタクなら誰もが身に覚えあるでしょう。

なので、今後も強い繋がりが薄まれば薄まるほど、弱い繋がりの数を増やすことで我々は帰属欲求を満たすことができます。

また承認欲求というものも、昔からあるものの注目され出したのは最近です。モノではなく、私自身をもっと見てほしい、知ってほしいという欲求は、SNSで隣家の芝生が可視化されればされるほど、強くなります。そういった中で趣味は比較的承認を満たすのに便利です。またアイドルやタレントといったある程度知名度がある存在からの認知というのも我々の承認欲求を満たします。

我々はお金がそんなになくても生活できる現代に生きていますが、誰かに見てほしいという欲求は日に日に増しているような気がします。誰からも頼まれてないのにインスタにセンスの良い写真を載せたり、ツイッターでいいことを言ったりするのはまさにその表れです。

 ちなみに余談ですが、マズロー五段階欲求のうち、最高位の自己実現の先には実は6つ目の自己超越というものがあります。これは我を忘れて目的にのみ没頭する行為です。

ほとんどのヲタクは我を捨てられず認知されたいだの、シャッターを切ることでバキバキになったりしてますが、たまにヲタクの中にも、何の見返りも求めず、アイドルから好かれてもないのに熱心に通い続ける、無償の愛を注いでいるおじさんが存在することも事実です。

一応ヲタクをやっている以上、目指すべき姿はあれなんだろうな、という気もしています。

アイドル”みたいな子”は増え続ける

さて、ここまでヲタクについて見てきましたが、アイドルの方はどうでしょうか。オタクから見るとアイドルブームは一時期よりも落ち着いているという見方もありますが、現在のアイドルブームはAKBが作った一過性のブームなのでしょうか。

AKBが流行る前、モーニング娘が活躍した90年代、その前は冬の時代と呼ばれたアイドル業界。

スター不在と呼ばれる今の時代、主なターゲットである若い人がテレビを見ないことから、今後モーニング娘のように華々しくテレビで活躍するアイドルというのは出てこないかもしれません。

一方、1人1台スマートフォンを持つ時代です。スマートフォンは、極論個人で番組(メディア)を持つことができるツールです。現在もshowroomやツイキャスなどを使って発信してるアイドル、ないしタレント見習いは大勢いますが、スマートフォンやGopro、ドローンなどの機材が安価に、高性能化するほど、個人の発信力が強くなるので、おそらくアイドル"みたいな"子は増え続けるでしょう。("みたいな"というのがポイントです)

 

AKB48誕生とTwitterなどのSNSの台頭する時期が時を同じくしたように、アイドルの発展を考えることは同時にテクノロジーの進化を考えることでもあります。つまりテクノロジーとアイドルは不可分なのです。

 

2010年代の流れとして、AKB48誕生からアイドル戦国時代(地方アイドルの台頭)、現在ではアイドル戦国時代は終わったと言われていますが、アイドル"みたいな"子の数を考えると、正直ここ2〜3年でもかなり増えたのではないでしょうか。(showroomのアイドルカテゴリの登録者数推移が分かる方教えてほしいです)

薄々気づいている方も多いと思いますが、アイドルという概念は溶けて消え始めています。誰でもアイドルを名乗れてしまう時代に、アイドルの定義はないし、今後、昔の古き良きアイドル像を求めることは難しいかもしれません。古き良きアイドル像は、下手をすると(恋愛禁止を謳っている)AKB48が最後なのかもしれません。 

まとめ

汎用的な結論にはなりますが、欅坂・乃木坂の台頭で分かる通り、テレビを使って大々的に活躍するアイドルと、パーソナライズドされたアイドル、つまり自分だけが知ってる局所的アイドルの二極化、もしくはその中間にあたる"アイドルのようななにか"が増えていくことは間違いないでしょう。(K-POPアイドルは2017年現在では世界を席巻していますが、2020年の日本においてはどれくらいのパワーを持っているかは正直分かりません)

その中でもパーソナライズドされたアイドル、one of themとしてのファンではなく、one to one の関係が作れるアイドルが増えるし、そういう子たちが力を持っていくことは想像に難くありません。

 showroomのような自分を宣伝できる場、承認欲求を簡単に満たせる場やツールはこれからのアイドルをやる上では必須のツールになるでしょう。

 

2020年。自宅のスマートスピーカーでテレビをつければ、アイドルの生配信を見ることができる。VRゴーグルをつければ、あたかも目の前にいるように。

5G回線やWi-Fiが完璧につながる電車でスマートフォンをチェックすれば高画質遅延なしのアイドル生配信が見られ、念じるだけでコメントが飛ばされコミュニケーションがリアルタイムにとれる。

究極ライブ会場に足を運ぶ必要はなくなるし、行けなかった多くの人が自宅のVRでライブを楽しむ光景は想像に難くない。

一方で、だからこそライブ会場や、握手会に人は足を運ぶ。オンラインだけの繋がりでは満足できない人たちは、コミュニティや、そこでしか体験できないことにたくさんのお金を払う。

 

最後になりますが、2020年にはCDというフォーマットが消えてくれればいいなと切に願います。あの円盤が諸悪の根源だからです。なぜ人はCDを買って握手会に行かなければならないのでしょうか。風俗は金払ったら行けるのに、なぜ握手会だけCDが必要なのか。この年末本気で考えみましたが、理由が見つかりませんでした。なぜ事務所がCDを売るのをやめないのか。オタクが買うからだ。買うのやめろバカ。

 

2018年1月15日アイドルニュース-有安杏果卒業発表・GEM解散など

昨夜、GEMが解散を発表し、翌朝ももクロから有安杏果が卒業を発表したため、GEM解散のニュースは一瞬で吹き飛び、昼、広瀬すずの兄(無職)が飲酒運転で逮捕され、夕方、HKTの冨吉明日香さんのお父様が他界したことが発表され、原宿駅前パーティーズはコリもせず名前タオルを発売し、夜、有路紗子ちゃんに卒業フラグがたったのが2018年1月15日という日。。

www.momoclo.net

twitter.com

news.tv-asahi.co.jp

冨吉明日香につきまして | ニュース | HKT48 OFFICIAL WEB SITE

相変わらずセンスがヤバすぎる原駅タオル(NEXTのタオルができたのは良かった)

f:id:ikethin:20180116005007j:plain

一人ひとりの思い出語りだしたら、それはさこちゃん・・・

さこちゃんが今月の休演を発表したときからいや〜な感じがうっすらしてる。最近のメンバーとのやりとりは見ててどうも不安になる。